一度も会っていない婚約者に、「立て替え」で460万円を振り込んだ
出会いはマッチングアプリではなく、写真を載せるSNSだった。向こうから声をかけてきたのは、香港で貿易の仕事をしているという38歳の女性。僕は44歳…
教訓 疑わないことが愛情だと思っていた。疑えないのは、ただの怖さだった。
告白、デート、記念日、結婚生活でのしくじり
出会いはマッチングアプリではなく、写真を載せるSNSだった。向こうから声をかけてきたのは、香港で貿易の仕事をしているという38歳の女性。僕は44歳…
教訓 疑わないことが愛情だと思っていた。疑えないのは、ただの怖さだった。
付き合って4年の彼女に、プロポーズすると決めた。 場所は、2人で住むアパートの居間。小さなろうそくを80個買って、床に「結婚して」と並べた。風船…
教訓 火を置いて出る「たかが」の時間は、自分の頭の中にしか無い。
レストランで、片膝をついた。 ポケットの指輪の箱が、引っかかって出てこない。 店員さんがこちらへ歩いてくるのが見えた。一瞬迷ったが、もう膝はつ…
教訓 箱は、膝をつく前にポケットから出しておく。
29歳の春。付き合って2年の恵が、日曜の昼に「話がある」と言った。 その1か月ほど前から、恵は酒を飲まなくなっていた。好きだった焼き鳥屋に誘って…
教訓 気づかないふりをした時間の分だけ、口から出る言葉は前もって決まってしまうらしい。
友人の真由に、4対4の合コンの数合わせを頼まれた。店は駅前の『炭火 とりまる』、個室の「竹」。 10分遅れて着いて、店員さんに「竹の、合コンの……」…
教訓 座る席を間違えても、隣に座った人まで間違いとは限らない。
結婚して6年目の春、独身の後輩に頼まれた。 「婚活パーティー、男が1人足りないんです。座ってるだけでいいんで」 指輪を外して、ポケットに入れた。…
教訓 嘘は最初の一つより、言えなかった二回目のほうが重かった。
夜1時、布団の中で彼女にLINEした。 「おやすみ。世界一好き」 送る前に、トークの上の名前がちらっと目に入った気がした。 「いつもいちばん上は彼女…
教訓 既読の数は、送り先の人数を正直に教えてくれる。
由佳「スマホ貸して。音楽かけていい?」 俺「いいよ。一番上のプレイリストにして。ドライブ用だから」 俺(……一番上のやつ、名前なんだっけ。作った…
教訓 スマホを渡す前に、自分が何に名前をつけてきたか思い出す。
結婚の挨拶で、彼女の実家へ行った。 玄関を開けてくれた女性に、深く頭を下げた。 「お母さん、はじめまして。本日はお時間を……」 顔を上げて、若い…
教訓 「若いな」と思ったら、それはたぶん若い人だ。
結婚11年。共働きで、子どもはいない。家事の分担でもめたこともない。うまくやっている方だと思っていた。 去年の5月、妻が言った。「今度、ちゃんと…
教訓 相手が何回まで言ってくれるかを、こっちが決められると思っていた。
付き合って1年の記念日だと思い込み、店を予約し、花を買い、手紙まで書きました。 乾杯のあとに相手が一言、「うれしいけど、記念日って来月だよね?…
教訓 記念日は思い出ではなくカレンダーに入れる。祝う側が間違えても、祝われた側は覚えて...