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しくったー

失敗談

五輪代表が決まる3か月前、先輩に連れられた看板のない店で賭けていた

⚽ スポーツ 被害レベル 4 かなりヤバい
卓球で、五輪のメダルを狙える位置にいました。

代表合宿の帰り、所属チームの先輩が「いい店がある」と言いました。繁華街の雑居ビルの4階で、看板はありません。インターホンを押すと黒い服の男の人がドアを開けて、中にはトランプの台が3つありました。

入る前に、階段で一度足が止まりました。ここは日本で、これは賭博です。それくらいは分かっていました。でも先輩はもう何十回も来ていて、何も起きていない。一回見るだけで帰ろう、と決めて入りました。

一回では済みませんでした。勝った夜は練習の疲れが消えました。負けた夜は、取り返すまで帰れませんでした。半年で14回通いました。

代表が決まる3か月前、チームの部長に呼ばれました。会議室に知らない大人が4人いました。あの店は、暴力団の資金源として警察が調べていた店でした。客の名前の中に、私と先輩の名前がありました。

会見で私は「いけないことは分かっていた。でも、楽しんでいる自分もいた」と言いました。本当のことでした。

協会は私を代表から外し、無期限の出場停止にしました。

五輪は家のテレビで見ました。私が出るはずだった種目の決勝を、最後まで見ました。消せませんでした。
この失敗からの教訓

分かっていてやったことは、言い訳の言葉が一つも残らない。

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