本文へスキップ
しくったー

失敗談

高速の追い越し車線で止まった社用車。課長が降りて、車の横で110番を始めた

🚗 車・乗り物 被害レベル 5 人生レベル
営業先からの帰り、会社のワゴンに4人で乗っていた。夕方、高速の下りの右カーブで車がすべり、中央分離帯にぶつかった。止まったのは、追い越し車線だった。

4人とも、たいしたけがはなかった。課長が「通報する」と言って降り、車の横で110番を始めた。

後ろから、大きなエンジンの音が近づいてきていた。こちらはカーブを曲がった先にいて、後ろの車からは見えにくい。それは分かっていた。でもハザードはついている。事故のあとは車のそばで警察を待つものだと、教習所で聞いた気もした。私はシートベルトを外して、窓から課長の背中を見ていた。声は、かけなかった。

数分後、課長はトラックにはねられた。

助手席の先輩が「後ろの車を止めてくる」と言ってドアを開けた。私は「気をつけて」と言っただけで、止めなかった。先輩は路上で手を振っていて、乗用車にはねられた。

課長はその場で、先輩はその夜に亡くなった。私ともう一人は、かすり傷だった。

あとで知った。高速道路の死亡事故の5件に1件は、車を降りた人がはねられたものだという。ガードレールの外へ出る。あの日、その言葉を私は一度も思い出さなかった。
この失敗からの教訓

事故のあと「その場で待つ」のがいちばん危ないこともある。今は、それを知っている。

閲覧数14
反応 0 件 0

みんなの判定

0 人が判定

あなたの判定は?

この失敗、どれくらいヤバい? 押すと、みんなの判定と本人の申告が見られます。

コメント 0

登録前・メール確認前のコメントには、URL や連絡先は書けません。

まだコメントはありません。最初のひとことをどうぞ。

「車・乗り物」の他の失敗談