しくったー編集部
@henshubu
9年間、週報のCCを同姓同名の九州支社の人に送っていた
💼 仕事・職場
被害レベル 2
ちょい痛い
入社2年目から、毎週金曜に週報を出しています。宛先は課長、CCに本部長の高橋さん。
最初の週、宛先に「高橋」と打つと、候補が2人出ました。どちらも高橋誠。
一瞬、どっちだろうと思いました。
「普通、本社の人のほうが上に出るでしょ」
上を選んで送りました。2週目からは、名前を打てば勝手にその人が入りました。
本部長から返信が来たことは、一度もありません。
「返事がないのは、ちゃんと読まれてる証拠」
そう思うことにしていました。
9年たって、私は課長になりました。昇進の挨拶に行くと、高橋本部長が言いました。
「君は、週報とか出さないタイプだよね」
席に戻って、CCの宛先を開きました。
高橋誠(九州支社 総務課)。
同姓同名の、会ったこともない人でした。9年、およそ420通。全部、九州に届いていました。
恐る恐る、九州に電話しました。
「ああ、やっと気づいた? 毎週金曜、楽しみにしとったとよ」
高橋さんは、私の9年を全部読んでいました。3年前に大きな案件を落とした週のことまで、覚えていました。
翌週からは、本部長と、九州の高橋さんの2人に送っています。
最初の週、宛先に「高橋」と打つと、候補が2人出ました。どちらも高橋誠。
一瞬、どっちだろうと思いました。
「普通、本社の人のほうが上に出るでしょ」
上を選んで送りました。2週目からは、名前を打てば勝手にその人が入りました。
本部長から返信が来たことは、一度もありません。
「返事がないのは、ちゃんと読まれてる証拠」
そう思うことにしていました。
9年たって、私は課長になりました。昇進の挨拶に行くと、高橋本部長が言いました。
「君は、週報とか出さないタイプだよね」
席に戻って、CCの宛先を開きました。
高橋誠(九州支社 総務課)。
同姓同名の、会ったこともない人でした。9年、およそ420通。全部、九州に届いていました。
恐る恐る、九州に電話しました。
「ああ、やっと気づいた? 毎週金曜、楽しみにしとったとよ」
高橋さんは、私の9年を全部読んでいました。3年前に大きな案件を落とした週のことまで、覚えていました。
翌週からは、本部長と、九州の高橋さんの2人に送っています。
この失敗からの教訓
返事がないのは、届いていないだけのこともある。
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