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しくったー

失敗談

充電しようとして光った画面を見た。娘とは、それから半年会話がない

👨‍👩‍👧 家族・子育て 被害レベル 4 かなりヤバい
娘は中学2年です。

リビングにスマホを置いたまま風呂に入る子でした。置いていく、というのはそういうことなんだと、私は思っていました。

その晩、画面が光りました。通知です。充電ケーブルを挿そうとして、手が止まりました。

覗く気はなかった。本当です。ただ、名前が見えた。知らない名前でした。

見るべきじゃない、と分かっていました。はっきり分かっていた。分かったうえで、私は自分にこう言いました。

「親として把握しておくのは、責任だ」

パスコードはかかっていませんでした。30分見ました。

悪いことは何もしていませんでした。部活の愚痴、テストの点、好きな人の話。健全そのものです。

ただ、一つだけありました。

「家、しんどい。誰もわたしの話きかない」

私は、それを黙っていられませんでした。

翌朝、味噌汁をよそいながら聞きました。「学校でなんかあった?」
娘は「べつに」と言いました。

そこで止まればよかった。止まらずに、私はこう言いました。
「しんどいなら言いなさいよ。家がしんどいって、どういうこと」

娘は箸を置いて、私の顔をたっぷり5秒見ました。それから部屋に入って、鍵を閉めました。

翌日、スマホにパスコードがかかっていました。

半年経ちます。ごはんは一緒に食べます。会話は「うん」と「べつに」です。

私が知りたかったのは娘のことで、私が壊したのは、娘が私に話す可能性のほうでした。
この失敗からの教訓

知ってしまったことを黙っていられる自信がないなら、たぶん最初から見ないほうがいい。

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