しくったー編集部
@henshubu
北海道の中古の山小屋を年末に閉めて帰った。3月、1階の床は一面の氷だった
🌀 その他
被害レベル 4
かなりヤバい
北海道に、中古の小さな山小屋を買いました。冬はそこからスキー場に通う。40代の私の夢でした。
最初の冬。年末の5日間を過ごして、1月2日に東京へ戻りました。
ストーブを消して、窓の鍵を閉めて、ブレーカーも落としました。蛇口も全部、きっちり閉めました。
帰りぎわ、隣の小屋のおじさんが雪かきの手を止めて聞いてきました。
「水、どうした?」
「全部閉めました」
おじさんは少し黙ってから、「そうかい」とだけ言いました。
まだ何か言いたそうな顔に見えました。でも、私は飛行機の時間が気になっていました。
「閉めたんだから、大丈夫でしょ」
次に行ったのは、3月の連休です。
玄関を開けたら、1階の床が一面、氷でした。
寒さで水道管の中の水が凍って、管が裂けた。暖かい日に溶けて噴き出し、夜にまた凍る。それを2か月、繰り返していたそうです。この辺りでは、冬に家を空けるときは管の中の水を抜いておくのが当たり前だと、そこで初めて知りました。
床板は全部はがし、壁も半分張り替えました。
次の冬。向かいに越してきた若い夫婦が、帰り支度をしていました。
私は雪かきの手を止めて、聞きました。
「水、どうした?」
最初の冬。年末の5日間を過ごして、1月2日に東京へ戻りました。
ストーブを消して、窓の鍵を閉めて、ブレーカーも落としました。蛇口も全部、きっちり閉めました。
帰りぎわ、隣の小屋のおじさんが雪かきの手を止めて聞いてきました。
「水、どうした?」
「全部閉めました」
おじさんは少し黙ってから、「そうかい」とだけ言いました。
まだ何か言いたそうな顔に見えました。でも、私は飛行機の時間が気になっていました。
「閉めたんだから、大丈夫でしょ」
次に行ったのは、3月の連休です。
玄関を開けたら、1階の床が一面、氷でした。
寒さで水道管の中の水が凍って、管が裂けた。暖かい日に溶けて噴き出し、夜にまた凍る。それを2か月、繰り返していたそうです。この辺りでは、冬に家を空けるときは管の中の水を抜いておくのが当たり前だと、そこで初めて知りました。
床板は全部はがし、壁も半分張り替えました。
次の冬。向かいに越してきた若い夫婦が、帰り支度をしていました。
私は雪かきの手を止めて、聞きました。
「水、どうした?」
この失敗からの教訓
地元の人の短い質問には、たいてい長い続きがある。
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