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しくったー

失敗談

4万5千円の赤を頼まれて、隣に並んだ80万円の1本を開けてお出しした

🍳 料理・食 被害レベル 2 ちょい痛い
【店長へ 昨夜の8番テーブルについて】

お客様のご注文は、ワインリストの赤、4万5千円の1本でした。
セラーの同じ棚に、黒いラベルの、形のよく似た瓶が並んでいます。手に取ったとき、ラベルが少し地味だな、とは思いました。でもこの棚は、いつも4万円台です。お客様をお待たせしている。そのまま運びました。

抜いて、注いで、セラーに戻ってから気づきました。4万5千円の瓶は、1本も減っていませんでした。
減っていたのは、隣にあった80万円の1本です。

テーブルを見ると、お客様は「これはすごいね」と2杯目を飲んでいました。言い出せませんでした。
食事の終わりに、お客様が手を挙げました。
「さっきのワイン、もう1本ください」

本当に申し訳ありません。

――
【店長より 店のSNSに載せた文】
昨夜、うちのスタッフが、4万5千円のワインのかわりに80万円のワインをお出ししました。たまの間違いは起こるものです。元気を出して。

――
今朝から、セラーの瓶の首に、全部値札をかけています。80万円の札は、自分で書きました。
この失敗からの教訓

いちばん高い間違いが、いちばん喜ばれた1本になる夜もある。

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