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しくったー

失敗談

学級園で育てたジャガイモを、小さいのも緑のも皮ごとふかして2年生に食べさせた

🎓 学校・勉強 被害レベル 4 かなりヤバい
2年生の担任をしていた年、学級園でジャガイモを育てた。
7月の収穫の日、29人で掘ると、ビー玉くらいの小さい芋がたくさん出てきた。土から顔を出していた何個かは、皮がうっすら緑だった。

芽に毒があるのは知っていた。だから芽は、包丁の先で一つずつ全部えぐった。
緑の皮を見たとき、これも取ったほうがいいのか、と手が止まった。
でも、こんなに小さい芋の皮をむいたら、食べるところがなくなる。子どもたちが育てた芋だ。芽さえ取ってあれば大丈夫だと決めて、皮ごとふかした。

「先生、これちょっと苦い」
何人かが言った。
「自分で育てたお芋だよ。残さず食べようね」
私はそう返した。

5時間目、教室で1人が吐いた。下校までに9人が、お腹の痛みや吐き気を訴えた。
原因は、芋に含まれる毒だった。緑になった皮と、育ちきらない小さな芋に多いのだと、保健所の人に教わった。ジャガイモの食中毒は、ほとんどが学校で起きているということも。

9人とも、数日のうちに元気に登校してきた。
あとで聞き取りをすると、具合が悪くなった子の多くは、「苦い」と言った子たちだった。
残さず食べさせたのは、私だ。
この失敗からの教訓

自分たちで育てた、は安全の理由にならなかった。

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