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しくったー

失敗談

一人で登った山の下りで道に迷った夜、電池が切れる前に送った一通を妻が警察につないだ

✈️ 旅行・外出 被害レベル 3 けっこう痛い
美和へ

病院のベッドでこれを書いています。点滴は今日の午後に外れるそうです。

先週の日曜、一人で山に入ったのは朝9時半でした。頂上まで3時間。おにぎりを食べて、1時半に下り始めました。

下りの途中で、道が二手に分かれていました。片方は木に色あせたテープが巻いてあって、もう片方は踏み跡がはっきりしていた。登ってきたときに、こんな分かれ道を見た覚えがない。そう思いました。
行きは見落としただけだろうと考えて、踏み跡のはっきりしたほうへ下りました。
1時間下りたところで、道は沢に消えていました。

引き返そうとしたけれど、戻る道ももうよく分からなかった。スマホの電池は12%で、電波は1本。君に「道が分からない。動かずにいる」と送ったところで、画面が消えました。

日が沈むと、思っていたよりずっと寒かった。雨具を全部着て、木の根元で膝を抱えていました。水は夜の9時になくなりました。

18時半に、君が警察に電話をしてくれていたこと。それを知ったのは、朝、頭の上でヘリの音がしたあとです。

医者には、軽い脱水だと言われました。命に別条はない、とも。

次に山へ行くときは、君にルートを書いた紙を渡して、モバイルバッテリーを2つ持っていきます。それと、見覚えのない分かれ道に来たら、一度引き返します。

ありがとう。退院したら、まず君のお母さんにも謝りに行きます。
この失敗からの教訓

見覚えのない分かれ道は、引き返せという合図だった。

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