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しくったー

失敗談

公開したアプリのコードに「鍵」を残して寝た。朝、412万円の請求が来ていた

💻 スマホ・PC・IT 被害レベル 3 けっこう痛い
趣味でアプリを作っている。サブスクの払い忘れを防ぐ、自分用の小さなアプリだ。

アプリを動かすサーバーは、ネットで借りていた。借りるには「鍵」と呼ばれる長い英数字がいる。これがあれば、誰でも私の名義でサーバーを借りられる。

夜の1時。完成したコードを、誰でも見られる共有サイトに上げた。
ボタンを押したあとで、ふと思った。
設定のファイルに、鍵を書いたままじゃなかったか。
確かめるには、パソコンを開き直してファイルを探すしかない。眠かった。
「こんな小さいアプリのコード、誰も見ないでしょ。朝消せばいい」

朝7時、メールが14通来ていた。
夜のうちに、知らない誰かが私の鍵で高性能なサーバーを140台借り、仮想通貨を掘らせていた。始まったのは、公開のたった9分後。鍵を探して回るプログラムが、世界中で動いているらしい。

請求は、6時間で412万円。
英語で謝るメールを3週間書き続けて、全額を免除してもらえた。

作っていたのは、月480円のサブスクを払い忘れないためのアプリだった。
この失敗からの教訓

「誰も見ない」は、人間が見ない、という意味でしかなかった。

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