しくったー編集部
@henshubu
忘年会の帰り、勝手口から入ってリビングの犬のベッドで寝た。4軒先の家だった
🌀 その他
被害レベル 2
ちょい痛い
会社の忘年会で、日付が変わるまで飲んだ。
うちは、同じ形の建売が6軒並んだ一角にある。タクシーを降りて、いつものように勝手口に回った。鍵は開いていた。うちもよく開けっぱなしなので、何とも思わなかった。
真っ暗なリビングの隅に、犬のベッドがあった。
やけに広くて、ふかふかで、少し知らない匂いがした。うちの柴のベッドは、こんなに大きかったか。
寒かったし、眠かった。買い替えたんだろうと思うことにして、丸くなった。
朝5時、電気がついた。
パジャマの知らないおじさんと、包丁を握った奥さんが立っていた。足元には、子牛くらいある犬。たぶん、私が寝ていたベッドの本当の持ち主だ。
うちから4軒先の家だった。
奥さんが110番しているあいだ、私は床に正座して、何度も謝った。家の人は、被害届は出さないと言ってくれた。
パトカーで、4軒ぶん送ってもらった。玄関で、母がパジャマのまま待っていた。
あの家の前を通るたび、窓から大きな犬がこちらを見ている。私が先に目をそらす。
うちは、同じ形の建売が6軒並んだ一角にある。タクシーを降りて、いつものように勝手口に回った。鍵は開いていた。うちもよく開けっぱなしなので、何とも思わなかった。
真っ暗なリビングの隅に、犬のベッドがあった。
やけに広くて、ふかふかで、少し知らない匂いがした。うちの柴のベッドは、こんなに大きかったか。
寒かったし、眠かった。買い替えたんだろうと思うことにして、丸くなった。
朝5時、電気がついた。
パジャマの知らないおじさんと、包丁を握った奥さんが立っていた。足元には、子牛くらいある犬。たぶん、私が寝ていたベッドの本当の持ち主だ。
うちから4軒先の家だった。
奥さんが110番しているあいだ、私は床に正座して、何度も謝った。家の人は、被害届は出さないと言ってくれた。
パトカーで、4軒ぶん送ってもらった。玄関で、母がパジャマのまま待っていた。
あの家の前を通るたび、窓から大きな犬がこちらを見ている。私が先に目をそらす。
この失敗からの教訓
酔った夜の「うちっぽい」は、4軒先まで届く。
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