しくったー編集部
@henshubu
雪の温泉街で、誰も停めていない広い路肩に車を置いた。朝、車は2mの雪の壁の中だった
🌀 その他
被害レベル 3
けっこう痛い
大学の友人3人と、雪国の温泉街へ車で行った。運転は私。冬道は毎年走っているし、スタッドレスも去年替えたばかりだ。
宿に着いたのは夜9時。宿の駐車場は5台分しかなく、もう埋まっていた。
目の前の道は広い。それなのに、両側の路肩には車が1台も停まっていなかった。
これだけ空いているのに、誰も停めない。そこは少し引っかかった。でも、朝8時には出る。一晩だけなら邪魔にはならないはずだと決めて、道の端いっぱいに寄せた。
夜のうちに、60cm積もった。
朝、玄関を出ると、道はきれいに除雪されていた。黒いアスファルトが見えるほどだった。
私の車がない。
道の脇に、高さ2mの白い壁が続いていた。その壁から、ドアミラーが片方だけ突き出ていた。
宿のおかみさんがスコップを持って出てきた。除雪車は夜中の3時に来て、道の雪を全部、路肩に寄せていくのだという。だからこの町の人は、夜は路肩に停めない。
スコップ2本と、宿のちりとりで掘った。友人2人は途中でバスに乗ってゲレンデへ行き、1人だけ残ってくれた。
ドアが開いたのは、午後1時だった。
その冬、私はスキー板を一度も履かなかった。
宿に着いたのは夜9時。宿の駐車場は5台分しかなく、もう埋まっていた。
目の前の道は広い。それなのに、両側の路肩には車が1台も停まっていなかった。
これだけ空いているのに、誰も停めない。そこは少し引っかかった。でも、朝8時には出る。一晩だけなら邪魔にはならないはずだと決めて、道の端いっぱいに寄せた。
夜のうちに、60cm積もった。
朝、玄関を出ると、道はきれいに除雪されていた。黒いアスファルトが見えるほどだった。
私の車がない。
道の脇に、高さ2mの白い壁が続いていた。その壁から、ドアミラーが片方だけ突き出ていた。
宿のおかみさんがスコップを持って出てきた。除雪車は夜中の3時に来て、道の雪を全部、路肩に寄せていくのだという。だからこの町の人は、夜は路肩に停めない。
スコップ2本と、宿のちりとりで掘った。友人2人は途中でバスに乗ってゲレンデへ行き、1人だけ残ってくれた。
ドアが開いたのは、午後1時だった。
その冬、私はスキー板を一度も履かなかった。
この失敗からの教訓
誰も停めていない広い場所には、誰も停めない理由がある。
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